潮かけ祭り

790年余の伝統を誇る奇祭。
海の女神・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が大島の祠に里帰りするのを祝い、海女や漁師がアワビ等のその日の獲物をお供えし、海の安全と大漁を祈願する神事の後、船どうし人どうし海水をかけ合ったり、海に投げ入れたりする天下ご免の祭である。
海水をかけ合う荒っぽい天下ご免の奇祭。
お祭り広場ではステージイベントや花火大会、荒波太鼓の演奏、夜店で賑わう。

潮かけのお話し

漁民は皆、大島祭当日の早朝より、大島周辺の漁場へ出掛け漁業を営み得た漁獲物を大島神社へお供えして、1年間の大漁と、会場での安全を祈願する。

海女が身を浄めて社前に海幸を奉って額づく光景は「みそぎ」の精神が漁民の間に永年に渡り保存されてきた証である。

漁民の参詣が終わると、神主、祭主はまんどう船に乗り込み、陸岸に向かって大島を出発する。
※まんどう船は満胴船とも呼ばれ、その由来は「船の胴の間(船中部の漁獲物を入れる場所)に漁獲物が満載できる」という意味からだと云われている。

昔のまんどう船は最も船脚の早い舟に、魯漕ぎの名人が乗り込んで漕いだものである。
早い舟は遅れる舟を海上で待ち伏せ、海水の掛け合いが始まるのだがこれはお互いに「けがれを祓い浄める」漁村特有の思想の現れであると同じようにまんどう船へ最初に潮をかけた船は大漁をするという古来からの伝説によるものからである。

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