農業・水産業・観光業が活発な志摩市は三重県南部の志摩半島にある市です。
市全体が伊勢志摩国立公園に含まれており、リアス式海岸や穏やかな気候、豊かな自然が特徴的な地域です。
美味しい海産物が豊富に揃う志摩市は古代から「御食つ国」として知られています。
個性豊かな6エリアによる、恵み多き海の国
磯部エリアは志摩市の中央に位置しています。
地方の行事に欠かせない郷土料理「さわ餅」の発祥の地であると言われています。
スペインの街並みを再現したテーマパーク「志摩スペイン村」は観光名所となっています。
阿児エリアは志摩市最多の人口で、観光業やあのりふぐ、あおさ等の漁業で有名な地域です。
二つの入り口がある鵜方駅周辺は、志摩市観光の拠点となっています。
山の山頂にある横山展望台から見渡す英虞湾も絶景です。
志摩市西部に位置している浜島エリアは、英虞湾、太平洋や熊野灘に囲まれており、伊勢海老の漁業が盛んです。
毎年6月には海の幸に感謝を込めて「伊勢えび祭り」が開催されます。
温暖な気候を活かした特産品「南張メロン」も好評です。
賢島は英虞湾で最も大きな有人島で、真珠養殖発祥の地です。
真珠作りの見学や遊覧船「エスペランサ」で英虞湾のクルーズを楽しめます。
2016年には各国の首脳陣が集まる伊勢志摩サミットが、賢島の志摩観光ホテルで開催されました。
大王エリアは志摩市南東部に位置しており、新鮮なカツオを使ったかつお節の名産地です。
灯台のある岬、石垣の入り組んだ街並みを初めとした絶景が多く、画家の集まる「絵描きの町」としても知られています。
志摩市最南端の志摩エリアは、海女漁や農業が活発に行われています。
志摩エリア中心の志摩町和具は、志摩市の中でも海女が多い町として有名です。
夏頃には浜木綿が海岸付近で咲き、南国のような景色になります。
