志摩市の海女漁が盛んな地域では、古くから海難者や魚類の供養、航海安全や豊漁を祈るために、海の祭祀として海中に経文を書写した石を沈下させる「石経(いしきょう)という習わしがあります。
熊野灘沿岸をはじめ志摩市の事例から、先人が残したメッセージについてお話しします。
志摩市には甲賀・志島・波切・和具などの漁村に石経の習俗がみられ、現在も豊漁祈願や海者・魚類供養の習わしとして伝承されています。
その由来や歴史的背景など本公演を通してお伝えします。
神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員
神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。
博士(歴史民俗資料学)各地の漁村の生業や民間信仰を研究。
専門は民俗学(仏教民俗・漁業習俗)
場所 | 志摩文化会館 志摩町和具535番地 |
日付 | 7月 29日(土) |
時間 | 13:30~15:30(開場13:00) |
講師 | 小野寺 佑紀(おのでら ゆうき) |
参加ご希望の方は電話又はFAXにて事前にお申込みください
申込み期間 | ~7月25日 |
申込み先 | 志摩の国・案内人 瀧(たき) |
TEL・FAX | 0599-72-5511 |
携帯電話 | 090-3466-7512 |
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